CRPが上昇したり、発熱したりと大変だった父ですが、翌日には熱も下がってひとまず抗ガン剤を受ける事が出来ました。
抗ガン剤治療を終えて帰宅し数日。
普段通りに酒を飲んで飯を食って床に入った父が、10分後に起きてきて「息が出来ない」と訴え出したようです。
すぐに私の所にも電話があったのですが、運悪く私は電話に気づかず。
とにかく喉がつっかえる感じと、息苦しさ、尋常ではない冷や汗で、すぐに救急車を呼んだそうです。救急車が到着する頃には大分落ち着いていたようですが、救急隊員の方も「念のため病院へ」と仰って下さったようで、自分で歩いて救急車に乗り、受診しました。
その時の血液検査では特段目立った数値もなく、CRPも以前の5から2.4に下がっていました。
急患だった事や初めてかかった病院だったためカルテもないし、詳しい部分までは分からないとは思いますが、医師曰く「原因不明。」との事で、そのまま自宅に帰って来たようです。
ちょうどその頃に私は大量の着信履歴に気付き、すぐに電話して母から上記のように一通りの説明をされ、救急車だの息苦しい症状だのを聞いて凄く焦りましたが、最後に「そんで家に帰ってきたら腹減ったってカップラーメン食べてるとこ」と。
どうやら自宅に帰宅した頃には完全に元に戻っていたようです。
そしたら突然腹が減り出したそうで。
医者は原因不明と言っていますが、症状からして私は血圧の低下ではないかと思っています。
父は元々高血圧のため血圧を下げる薬を飲んでいますが、抗ガン剤の副作用と重なったのではないかと。布団に入るとこの時期は冷えますから、急な体温の低下や、脳の位置(立っている状態から横になる状態では高さが全く違うので血圧も変わりやすいのです)の変化によって、要は脳梗塞が起きる寸前だったのではないかと思います。
肺の転移先は幸い動脈付近ではないと言われていましたが、もしかすると動脈付近にも転移したのかもしれないし。
いずれにせよ、元気になって良かったです。
ふーびっくりした。
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