癌というのは、良性細胞を破壊しながら増殖する悪性細胞ですよね。
その悪性細胞を人体自身が作り出しているわけです。
何を作るにしろ原料ってもんがあります。
人体自身が癌の原料なわけで、人体自体の原料は食事ですから、食生活と密接な関係があるのは間違いないんじゃないかなと思っています。
勿論、食事だけでなく、悪性細胞が増殖しやすいような環境、つまりストレスも大きな原因だと思います。
そこで、食生活ならば地域によって大きく異なるであろう事から、
都道府県別の大腸癌患者を調べてみました。
1位 秋田
2位 青森
3位 島根
4位 新潟
5位 和歌山
6位 北海道
7位 岩手
「塩分だ!」と思いました。
でも、北海道出身の知り合いが何名かいるのですが、みんな薄味派なんですよ。
それに和歌山って塩辛い料理が多いの??
記事を読むと、「塩分、喫煙、アルコール」みたいな事が書かれていますが、ならば九州だって焼酎などの酒を飲む人は多い筈。それに日本酒で言うなら新潟が一番な筈。
おや、なんか違うぞ。
ジーっとこのデータを眺めていたら閃いた。
「雪が多く降る所」「冬の寒さが厳しい所」じゃないかな?と。(単純だけど)
温熱療法などでも、体温を上げる事は体に良いって言うし。逆に言えば、体温を下げる事が体に悪い事なんじゃないのかな?と。
仮にもしそうなのであれば、今からでも改善は可能なのではなかろうか?と思います。
でも、もし塩分や喫煙やアルコールが原因だとしたら、今から控える事はかなり苦痛だと思います。(逆に考えれば、薄味好きの人に塩辛いものを食べさせる、タバコの嫌いな人にタバコを吸わせる、酒の飲めない人に酒を飲ませるようなものですからね)
先にも書きましたが、癌にはストレスが良くありません。
人間は食べ物をおいしく食べるという事でもストレスを発散できているようです。
人間にとって大事な時間に、好まない食べ物を食べてストレスを感じると、ストレス発散できないだけでなく、更にストレスが溜まるという悪循環で、癌にとっては増殖しやすい環境を作ってしまうのではないかと考えています。
喫煙もアルコールも同じで、脳が「楽しい」と記憶している事を没収するのはストレスになります。
ほら、昔のイメージなんですが
抗ガン剤を投与されてベッドで寝たきりになってゲーゲー吐いて食事も取れない・・・
みたいな光景がありますよね。
食事を取れないからやせ細っていくというイメージがあるんですが、ならば点滴や高カロリーの飲料などで体重減少を防ぐ事はある程度の所までは可能だと思うのです。ベッドで動けないから筋力が劣るという事も勿論ありますけれど・・・
中には幾らか食べられる人もいたのでしょうが、何故か痩せて行く・・・
ここで私が言いたいのは、「吐く」という行為でストレスを感じてしまう事、「食べられない」という事でストレスを感じてしまう事、そして「食べる」という行為でストレスを発散できない事、「おいしい」と思えない事で(病院の給食はおいしくないですから)ストレス発散できない事、「酒が飲みたい」のに飲めない、「タバコが吸いたい」のに吸えない、「家族と過ごしたい」のに過ごせない、そういうメンタルな部分が大きく作用しているのではないかと思うんです。
ですから癌と分かる前に塩分を控えたり、禁煙したり、アルコールを控える事は十分有効だと思いますけれど、癌と分かってからあれこれ没収しても、それは逆効果なのではないかなと。
それが返って癌を増殖させる事になってしまって、結局あれこれ制御されて入院して抗ガン剤打って死ぬだけなんじゃないのかなって。
これらはあくまで私の考えですけど、本人が好きなら、塩分が多くとも、いっそ好きな食事をしている方が、タバコ吸おうと、酒飲もうと、とにかく本人が良いと思えるなら、それが一番良いのではないかと思います。
もっと言えば、癌患者は癌と宣告された事が一番ストレスな筈ですよね。
癌患者が死んでしまう原因の一番(根本)が、この「癌であることと知ったために受ける沢山のストレス」なのではないのかと思っています。
それともう一つ考えたのは、
「寒い土地」の人は「食べ物をよく噛まない」という傾向があるのではないか?とも考えたり。そのために消化しにくく腸に負担がかかった結果なのかな・・・とも。
だとするならば、父はストーマにしたために「よく噛む」事を義務付けられましたし、本人も気をつけてよく噛んで食べるようになりましたので、改善できてるって事です。
ストーマは腸に詰まると大変な事になるので繊維質はあまり取る事は出来なくなりましたが、母が十分工夫してくれているので、毎日「お母のご飯はおいしいおいしい」とモリモリ食べています。
うーむ。不思議なデータですよね。
皆さんはどう思いますか?
[7回]